この記事に書いてあること
希望する賃貸物件をブレなく選ぶ方法について書いています。
また、契約前の内見・内覧でぜひ確認していただきたい項目についても書いています。
僕が物件選びするときに調べた範囲ではなかなか記述がなく、実際に住んでから気になったことですので、参考になるかと思います。
希望する物件をブレなく選ぶ方法
結論から言えば、↓のような計算表を作成するのが良いです。
ざっくり説明しますね。
- 「絶対NG」というのは、たとえば「トイレと風呂が一緒なのは絶対嫌だ!」というような、これだけは何があっても譲れない項目を列挙します。これに該当する物件は-9999点がつくので、他がどれだけ良くても総合得点はマイナスになります。
- 「加点対象」というのは、該当するほど嬉しい項目を列挙します。たとえば「最寄り駅まで○分以内」とかですね。
- コツがあるとすれば、「最寄り駅まで10分以内だったら+1点、5分以内だったらさらに+1点」みたいにするとか、「窓が南向きだったら+2点」みたいにウェイトを大きくするとか、「テンションが上がるか」みたいに感情の要素を入れることです。
- 複数の物件をネットで調査するうち、得点配分と自分の判断基準の乖離は是正されていきます。
このような計算表を作成すれば、仲介業者のトークとか、判断基準のブレを極力減らすことができます。
実際、僕はこの表で高得点だった物件は、内見時にも魅力的な物件でした。
業者のトークも、この表に照らしあわせて瞬殺バイバイでした。
内見・内覧でぜひ確認していただきたい項目
ここからは、ネットの物件情報ではどうしても分からない項目について書いていきます。
また、検討している部屋の隣人はマトモなのか?を判断する要素についても書いていきます。
僕が後悔しているものもあるので、やや長ったるくなってます。
以下の項目を、事前に計算表に組み込んでおいて、内見時に現地で計算するのも良いかと思います。
壁の厚さ
これはベーシックですね。
単に隣の部屋との壁面距離だけではなく、現地で壁や天井を叩いてみてください。
空洞感のある、太鼓を叩いたときのような音がする場合は減点しても良いかと思います。
排気口の位置
排気口は、ベランダ側にある場合と玄関側にある場合とがあります。
もし、あなたが虫対策などでベランダを開放しないのであれば、排気口はベランダ側にある方がオススメです。
排気口が玄関側にある場合のデメリット①
24時間換気やキッチンの換気扇を回したとき、隣室の空気が玄関を通して自室に入ってきます。
換気によって自室の圧力を下げると、居室にある吸気口よりも玄関扉からの吸気が優位になることが少なくありません。
隣室の住人が喫煙者であったり、ニオイのキツい人であった場合、自室のキッチン付近で隣室のタバコのニオイがしたり、換気扇のあるトイレや風呂の近辺が隣室住人の部屋のニオイに侵されていることが多々あります。
排気口が玄関側にある場合のデメリット②
朝、玄関から出たとき、隣室住人のニオイに殴られます。
良く晴れた日など、朝玄関から出て陽の光を浴びるのは気持ちが良いですよね?深呼吸もしたくなります。
でも排気口が玄関側にあった場合、隣室住人の部屋のニオイのせいで爽やかな気分を台無しにされることがあります。
玄関側の風向きをチェックすることも非常にオススメです。
検討物件の隣人の通便ポスト
検討している物件の内見時には、検討している部屋だけでなく隣人の郵便ポストもしっかりチェックしてください。
隣人のポストに郵便物がやたらと溜まっている場合は要注意です。
ズボラな人、無頓着な人である可能性が高いです。
そのような人が隣人であった場合、入居後の生活においても不愉快な思いをさせられる可能性が高いです。
僕の物件では郵便ポストがエントランスにまとまっているので、その部屋のポストからあふれた郵便物が邪魔になっていることがあります。
検討している物件の上下左右はもちろんですが、斜め上下左右の部屋の郵便ポストも忘れずチェックしてください。
建物内の掲示物に隣室が記載されていないか
マンションなどの集合住宅には、さまざまな連絡が掲示されています。
「騒音注意」のような警告文であれば分かりやすくて良いのですが、「エアコンの点検」といった連絡事項は見過ごしてしまいがちなので注意してください。
たとえば僕のマンションでは、「エアコンに発火リスクがあるためメーカー点検が必要」といった掲示がされています。
ほとんどの部屋は点検済みなのですが、僕の隣室を含む数部屋は未点検のまま1年以上経過しています。
このような部屋の住人も、ズボラで無頓着な人である可能性が高いです。無頓着な人だからかして、振動音など甚だしいときがあります。
発火してマンション全体に迷惑をかける可能性があるのに、それを年単位で放置する人がマトモであるはずありません。
まとめ
- 希望する物件をブレなく選ぶために、得点配分を割り振った計算表を作成するのがオススメです。
- 内見時には検討物件だけではなく、隣人がマトモであるかも充分に確認してください。
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