ベンチマークになる単純なトレードシステムの例

システムトレード

バックテスト結果

バックテスト

  • トレード参入日の数: 1318回
  • 勝率: 70.1%
  • 参入日あたりのリターン平均: 0.051
  • 標準偏差: 0.0336
  • 母平均の95%信頼区間上限: 0.061
  • 母平均の95%信頼区間下限: 0.041
  • PF: 1.99 (確率的にPF=1である可能性の上限PFは1.114)

グラフの見方

前提

  • 単利運用。複利運用を前提にグラフ化すると、初期の資産変動が小さく見えたり直感的な理解を妨げるため。
  • トレード結果は退出日基準ではなく、参入日基準で考える。2021/03/31に3銘柄に参入した場合、退出日がバラバラであっても、2021/03/31のトレード成績とする。

左上: 日経平均と累積利益

  • 横軸: 年月日を表す。
  • 第一縦軸: 日経平均株価。
  • 第二縦軸: 単利運用の累積利益。一日当たりの投入資金が100万円の場合、縦軸が10なら累積1000万円の利益が得られたことを意味する。

右上: 累積利益とドローダウン

  • 横軸: 年月日を表す。
  • 第一縦軸: ドローダウン。一日当たりの投入資金が100万円の場合、縦軸が-2なら最大資産から200万円目減りしたことを意味する。最大資産が1000万円なら800万円になったということ。
  • 第二縦軸: 単利運用の累積利益。一日当たりの投入資金が100万円の場合、縦軸が10なら累積1000万円の利益が得られたことを意味する。

左下: 参入日あたりの平均リターンのヒストグラム

  • 横軸: 参入日あたりの平均リターン。1日あたり100万円投入する場合、参入した日のリターンが2.5万円なら横軸0.025となる。
  • 縦軸: 発生頻度。

右下: 正規確率プロット

  • ざっくり、直線に乗っているほどリターンの頻度が正規分布に従っている。
  • いびつな場合は、オーバーフィッティングしてないか確認する。もちろん、ルールによってはオーバーフィッティングしてなくとも正規分布から外れる。

トレードロジック

  • 参入や退出ルール、銘柄選定は今のところ秘匿。
  • 株価が120円以下の銘柄は除外。
  • 1日あたりの売買代金が1億円以下の銘柄は除外。
  • エントリーシグナルの出た日に投入する資金額は固定する。
  • 投入資金はエントリーすべき銘柄に均等に配分する。

所感

このトレードロジックは誰でも思いつきそうな単純なものだが、右肩上がりの資産曲線になった。

ドローダウンが大きいので実運用するには根性決めてかかる必要がある。

今後、いろいろな条件のバックテストを行なって、このロジックを超えるものを見出したい。

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